旅と暮らしのはざまで

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富良野で人気のカレー店「唯我独尊」は異世界のようなお店だった

きょうの旅のはじまり

北海道に来たら食べたいもの、札幌ラーメン、海鮮丼、イクラ、ウニ、いっぱいあるけどその一つがスープカレー。だからスープカレーを食べようと思ったけれど、富良野にはスープカレー屋さんではない、有名なカレーのお店があるらしい。

それは「唯我独尊」。オムカレーが有名で、ジビエのカレーも提供しているのだとか。話を聞くだけで口が濃厚なオムカレーを求めだす。これは行くしかない。

美味しいと有名なオムカレーを食べたい。その気持ちを原動力に北海道の長い長い道のりを運転して訪れた。

写真で歩く「唯我独尊」

ログハウス風の素敵な外観

到着してびっくり。外観はログハウス風。森の中にある木造のお店って感じで素敵。1階席、2階席、テラス席と見た目以上に座席数があるけれど、かなり並んでいて30分は待った。回転率が早いから良かったもののカレー屋でこんなに並んだのは初めて。

テラス席の横に列をなして並ぶからテラス席の人はちょっと食べにくそう。お腹を空かせた人がチラチラ見てくるから・・・・・・。並んでいると美味しそうなカレーの香りが漂ってきてお腹が空いてくる。

並んでいるお客さんは外国人が多い。日本語の他、英語も中国語も知らない言語も聞こえてくる。異国っぽい雰囲気の建物、たくさんの異国の人々、異国の言語もそこらじゅうから聞こえてくる。ちょっと外国を感じるお店で面白かった。

店内は異世界のようで

30分ほど待って案内されたのは2階。そこは全く経験のない異文化のお店。ノリノリの英語のBGMに大量の張り紙。どうやら訪れた人が名刺や手紙を残していく文化があるみたい。

プリクラやメモ、外国語が書かれた紙、なぜかチェーン店のクーポンまで色々残されていて面白い。カレーを待っている間ずっと見ちゃった。

オム+ソーセージカレーを注文

運ばれてきてびっくり、かなりボリューム。食べ応えたっぷりのカレーがやってきた。トロッとしたオムライスにピリッと辛いカレールーが合わさってとても美味しい。ちゃんと研究された美味しい満足感のあるカレー。激辛というほどではないけど、食べているとじんわりと汗が出てくるような辛さ。子どもには厳しいかも。

今回はソーセージが乗ったカレー。このソーセージもピリッとくるスパイスで味付けされていて全体的に適度に辛い。オムライスや付け合わせの野菜で調整しながら食べるのがベスト。

ルーは結構濃いめの味付けで、普通に食べ進めるとご飯の方が早くなくなる。白米を食べたい気持ちをぐっとこらえてルーを先に食べ終える方が良い。なぜなら「唯我独尊」はルーのお代わりが何度でも無料だから。だけどお代わりにはちょっとした合言葉が必要で⋯⋯。

エゾ鹿肉カレーのキノコトッピングも注文

友人はエゾ鹿肉カレーのキノコトッピングを注文。こちらもやっぱりボリューム満点。ゴロっと入ったエゾ鹿肉が食べ応えあり。エゾ鹿肉はカレーのスパイスでかなり軽減されているけど若干の獣臭さがあってジビエの雰囲気を味わうことができる。

カレールーの味自体はオムカレーと同じ。二つの違いは卵&ソーセージかエゾ鹿肉&キノコかという具の違いぐらい。2人旅ならそれぞれを頼んでシェアするのも良いかもしれない。

ふと、思ったこと

カレーの味が良すぎる

シンプルにカレーが美味しい。観光客向けの大した事ないお店っていっぱいあるけど、ここはちゃんと美味しい。スパイスが効いていてピリッと辛い。ちゃんとした本格派スパイスカレーで絶品。オムカレーだから辛味を卵で調整できるのも良いと思った。思い出しても美味しい。

ジビエも食べられるのが良い

ジビエカレーなるメニューがあってジビエを食べられる。スパイスで臭みが軽減されていて食べやすいし、すごく美味しくて貴重な体験だった。北海道でジビエを食べているのが旅感あって良い。

国内なのに異国体験

お店の外観もそうだし並んでいる人もそうだけど、とにかく異国感がすごい。思わず外国のちょっとしたレストランに並んでいる時ってこんな感じだったなぁと思い出した。そして店内は異国じゃなくて異世界感。この衝撃は行ってみないとわからないと思う。絶対一度は体感してほしい。

そっと置いとく、豆知識

カレーの種類はスパイスカレー

北海道といえばスープカレーだけど、ここはスパイスカレー。ピリッと辛い香辛料の効いたスパイスカレーが提供されるから北海道らしいカレーを求めるなら他のお店に。

ジビエカレーやスパイスカレーを望んでいるならここはかなり良いお店。

お値段はちょい高め

お値段はカレーとしてはちょっと高め。1,500円から2,000円ぐらい。カレーにキノコや野菜、肉、チーズなんかをトッピングできて、それらをトッピングしていくと2,000円から3,000円程度になるかも。基本的にはトッピングなしでもボリューミーで十分だけど、そこはお腹の減り具合と相談といったところ。

名物のオムカレーが一番安くて、鹿肉を使ったジビエカレーは少しお値段が張る。ジビエに興味がないならオムカレー+トッピング1~2品で2,000円程度にするのが良いと思う。

謎の合言葉でおかわり無料

このお店、ルーのおかわりが何度でも無料という太っ腹なサービスがある。見たところ2~3人に1人はおかわりをしに行っていたから、気兼ねなくおかわりのサービスを受けられる。ただ、おかわりを受けるには試練があって⋯⋯。それは合言葉を述べる必要があること。

合言葉は、まるでキタキツネに優しく呼びかけるように「るーるるるー」と言うこと。お昼12時のお部屋番組のBGMの「るーるる」でも、お魚一家アニメのエンディングテーマの「るーるるるっるー」でもなく、「るーるるるー」であることに注意。

ご飯を残した状態で入口のカウンターにお皿を持っていって合言葉を言うとルーを追加でもらえる。若干の恥ずかしさを我慢すればお得なサービスを受けられちゃうのです。なんだかんだなーなーになっているだろうと思いおかわりを貰いに行ったけど、しっかり合言葉を要求された。恥ずかしがらずに合言葉を述べてサービスをゲット。

駐車場はあるけど混雑

お店の前に駐車場はるけど、お客さんの人数に対して圧倒的に足りてない。白線が引かれてないから雑に停められて、2枠分失っていたりもして。北海道にしては狭い場所だから、お客さんの列にちょっと突っ込みながら駐車や転回しなければならなかった。

行列注意

「唯我独尊」は大人気店。行列ができるのはやむを得ない。平日の夜7時過ぎに行ったけど20人(7~8組)ほど並んでいた。名前を書いて待機は出来ず、並んだ順の案内になるから並び続ける必要がある。

ちなみに代表待ちが多いから並んでいる人数は数えても意味なし。当然のように代表待ちが行われていて、お店側もそれを黙認している(1人で並んでいても人数を聞かれる)から気長に待たないといけない。幸い回転は早くて、今回は30分ほどで入店できた。

旅の余韻でしめくくり

富良野で有名なスパイスカレーの名店「唯我独尊」。味は抜群に美味しく、ボリュームもたっぷり、賑やかな店内と独創的なサービスと、少し変わったカレー店だけどかなり良かった。北海道は名物のスープカレーでしょと思う人もいると思うけど、あえてスパイスカレーを食べてみるというのも乙なもの。食べ比べもありかも。

難点は駐車場と合言葉。駐車場はタイミングが合えば問題なし。合言葉は恥ずかしさを捨てればOK。一人だとちょっと入りにくいけど、友達と行くならこんなお店もあり。北海道なのに異国感あるのも面白いし、「富良野に行ったら寄ってもいいんじゃない?」と人におすすめできるようなお店で大満足。

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