旅と暮らしのはざまで

ー新しい風景に出会い、豊かな暮らしを発見するー

島をぐるっと回るだけの淡路島ドライブを楽しむ

走る日のはじまり

朝早く京都を出て、今日の進路は南西方向。目的地は淡路島。島をぐるっと一周することだけを決めて、あとは流れに任せることにした、そんな日帰りドライブが今回の目的。

淡路島は何度か来ている場所で、数年に一度、ふと思い出しては走りたくなる。走りやすい道と視界の抜ける景色。海沿いをグルッと走って戻ってこれる、それが淡路島の魅力なのだと思う。

今回は観光というより、ただドライブをするためにハンドルを握った。そんな何気ない走る一日を振り返ります。

写真で走る「淡路島一周」

今日の相棒はBMW2シリーズ

淡路島を一周すると決めた日の朝。特別な準備をしたわけでもなく、いつも通り車に乗り込んで、いつも通りエンジンをかける。今日はそのまま少し遠くまで走る、ただそれだけ。

今回は愛車でのドライブ。今の愛車はBMW2シリーズグランクーペ。コンパクトながら力強い走りが魅力。淡路島には何度か訪れているものの、この車と訪れるのは始めて。「天気も良くてドライブにはベストコンディションだな」なんて思いながら、軽快なエンジン音を鳴らし、京都を後にした。

橋を渡っていざ淡路島へ

明石海峡大橋を渡るときは少し気分が変わる。何度渡っても世界が一変するような奇妙な感覚を覚えてしまう。海の上を巨大な橋に乗って進んでいく。海を渡っていると自然とソワソワし始めて、これから旅が始まる、そんな感覚が強くなる。

橋を渡った先の道の駅で小休止。近くにポケふたがあるらしい。休憩がてら探してみるとルギアデザインのポケふたがあった。設置位置がすごく良い。明石海峡大橋と海とマンホールが全て入る配置がされていた。

今回は走るのが目的の日だけど、こういう小さな寄り道があると楽しくドライブができる。

道の駅に並ぶ島の食べ物

道の駅に立ち寄ると淡路島に来た実感が一気に強まる。この道の駅には淡路島産の新玉ねぎが大量に積まれていた。もちろん買う。なぜなら淡路島産の新玉ねぎは本当に美味しいから。

島を一周すると決めた日だからこそ、急がず、区切りを作りながら進みたい。走り続けるのではなくて、何度も立ち止まることで疲れることなく楽しいドライブができるのだと思う。

花の中で少し立ち止まる

車を降りて花畑の中を歩く。一面に広がる黄色と遠くまで抜ける空。走ってきた距離がここでいったんほどけていく感じがした。場所はあわじ花さじき。淡路島に来たら必ず立ち寄るスポットで、花畑が本当に綺麗だし、犬と一緒に入れるのも良い。

ドライブの途中にこういう場所が入ると、ただただ走るだけの一日ではなくなって、ドライブが旅になってくる、そんな気がする。

淡路島の反対側へ

島の外へ伸びる橋が見えてくると、もう後半に入ったんだなと思う。行きに渡った橋とは違う向きだけど、橋を見る視線はどこか似ている。この先にも行ってみたい。そんな気にさせられる。

走りやすい道が続く淡路島はやっぱりドライブ向きだと思う。何度か来ている場所でも、毎回新鮮な気持ちでドライブすることができる。

玉ねぎの椅子で小休止

反対側まで走ったところで昼食をとることに。淡路島オニオンキッチンのあわじ島バーガー。淡路島の食材を使ったハンバーガーで美味。本当に個人的な意見だけど、ドライブに一番似合う食べ物はハンバーガーだと思う。ドライブの時にはいつだってハンバーガーを食べてしまう。

近くにあった玉ねぎモチーフの椅子に腰掛ける。観光地らしいオブジェと綺麗な自然、これが淡路島らしさなんだと思う。人工物と自然のバランスが絶妙で、山ばっかりでしんどいとか、町ばっかりで渋滞だらけとか、そんなことがない。誰もが穏やかに過ごせる島、それが淡路島なんじゃないかな。

帰路の明石海峡大橋から

島を一周して帰りの橋を走る。行きと同じ橋なのに、車内の空気は少し落ち着いていて、視界に流れる景色もゆっくりに感じる。来る時には旅への高揚感のようなものを感じたけれど、帰りは神戸の街並みを見ることで日常への帰還に感じてくる。

淡路島をぐるっと回ったという実感がここでようやく追いついてくる。このあとはただ家へ向かうだけ。その前に少しだけ余韻を味わいながらハンドルを握る。今日も良いドライブだったなと思いながら、アクセルを踏んで帰路へとついた。

走って、ふと思ったこと

島一周という距離

淡路島を一周すると、思ったより走っているのに疲れは少ない。道がずっと続いている感じがあって、次の道のこと考えなくていいというか、ただ走ることに集中できる。どこに向かって走ってもいずれは元の道に戻って来れるという安心感は、島ならではの感覚。

何度来ても走りやすい島

アップダウンもカーブもあるけれど身構えるほどではない。山っぽいところもあるけれど苦になるような道はない。海や山の景色を楽しみながら走れる余裕があって、ドライブのテンポが自然と整っていく。何度来ても、誰が来ても楽しめるのが淡路島なんだと思う。

誰かと走れる島

妻と犬を乗せて走ると、寄り道のタイミングも、休憩の間隔も少し変わる。そういう点では淡路島は誰かと行くドライブにピッタリ。

島を横断する道がいくつもあるから反対側へショートカットできる。島を縦断するように高速道路が走っているから、半分だけドライブを楽しんで途中から高速で帰ることもできる。時間制限に怯えなくて良いから、休憩や寄り道も気軽にできる。

そっと置いとく、今日の車

今日の車メモ

今日の相棒はいつもの愛車。特別なことをしなくても、淡路島一周ドライブを淡々と受け止めてくれる感じがちょうどよかった。

直進の安定性があるから、高速でもずっとまっすぐ続く下道でも疲れない。サイズも大きすぎないから駐車に困ることもない。日帰りドライブには最高のパートナーだったように思う。

今日の道と淡路島一周

島を一周するルートは、スピードを出す場面よりも一定のリズムで走り続ける場面が多い。淡路島はそういう走り方が一番しっくりくる。飛ばして走るのではなくて、景色を楽しみながらのんびりドライブする。危険なところもないから気軽に走れる、そんな場所だった。

帰路の余韻でしめくくり

島を離れて橋を渡りきったあとも、しばらくは淡路島の余韻が残っていた。一周したという達成感、よく走ったなという静かな感覚があった。

京都へ戻る道は行きよりも少し短く感じた。旅の終わりを感じる少ししんみりとした雰囲気を味わいながら、「今日のドライブはきっとまた何年かしたら思い出して、同じように淡路島を走りたくなるんだろうな」、そんな風に考えていた。

海風をたっぷりと浴びた愛車に「明日は洗車でもしてあげよう」と思いながら帰路を直走る。そんな充実した走る一日だった。