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きょうの旅のはじまり
ある日の朝、お酒好きの友人から電話。通話口からは「日本酒飲み放題のイベントがあるんだけど行かない?」というお誘い。面白そうだから二つ返事で参加することに。
イベントの名前は「太秦江戸酒場2024」。かの有名な京都の太秦映画村で行われているイベントで、日本酒飲み放題が売りなんだとか。江戸の町並みの中で美味しいお酒を飲みながら伝統文化を体験する大人向けの夜祭。すごく興味深い。
今回はそんなお酒好きに大好評のイベント「太秦江戸酒場2024」に参加した様子をお届けします。
写真で歩く「太秦江戸酒場」
入場券が素敵なデザイン

「太秦映画村」で開催されている「太秦江戸酒場」だけど、何を隠そう普段の「太秦映画村」にも行ったことがない。だから入場からすでにわくわくしていた。あの時代劇でもこの映画でも使われている太秦映画村に初めて訪れた。
入場チケットがお洒落。和っぽいデザインなのにお洒落さがちゃんとあって素敵。こういうこだわりはイベントをワクワク体験に変えてくれる。

中に入るともう江戸時代。侍や町人、町娘、江戸の町並みに江戸の人々。お客さんの中にも浴衣や着物を着ている人がいて、想像以上に没入感のあるイベントだった。イベントスタッフであるアクターの方々は江戸の住人になりきっていて、話しかけてもちゃんと設定に則って対応してくれる。プロってすごい。
町中には飲食店や生け花体験のイベント会場、お酒提供店など、様々なお店が立ち並んでいて、食べて飲んで散歩して。江戸の雰囲気に浸って過ごせた。これは面白い。
日本酒飲み放題なのです

「太秦江戸酒場」最大の特徴は3,000円で特製お猪口を購入すると、様々なお店で日本酒飲み放題というところ。わずか3,000円で美味しい地酒が飲み放題になる太っ腹なイベントなのです。その特製お猪口がこれ。このお猪口はレンタルではなくお持ち帰りOK。
このお猪口にあちこちのお店でお好みの日本酒を注いでもらえるから、お猪口を持ち歩きながら江戸の町並みを楽しむ。桜も舞っていて風情がある。

お酒の提供店は1つではなくて、10以上ものお店で日本酒が飲み放題。お店を探しながら江戸の町中をうろうろと歩き回るだけでも風情があって乙なもの。ちょっと料金が高いのもあってマナーが良い人が多いのか、お酒のイベントなのに空間が穏やかで心地よかった。

お酒を飲みながらイベントも観れちゃう。演者さんの顔ががっつりだったのでカットしたけど、畳では演者さんがお芝居をしている。それを見ながら日本酒を煽る。最高。演劇をお酒を飲みながら楽しめるのは珍しいんじゃないかな。お酒禁止ではなく、お酒推奨のイベントならでは。
夜はより一層楽しい

夕方から開催の太秦江戸酒場だけど、夜は雰囲気が増してより一層楽しい。場内イベントもどんどん増えてきて、建物がライトアップされて、幻想的な雰囲気を楽しめちゃう。昼間よりも雰囲気が格段に良くなって大人のイベント感が増し増しに。

あちこちに座るところがあって、夜桜を楽しみながら飲める場所も。夜桜を眺めながら美味しい日本酒をごくり。めちゃくちゃ良いイベントだ。

夜に近づくにつれて良い感じに盛り上がってくる。お酒も良い感じにまわってきて⋯⋯。わいわいと賑やかな江戸の町を眺めているだけでお酒が進む。この池の周りにはお酒をいただけるお店がたくさん。飲みながら一周するだけで楽しくて、いい感じに酔うことができた。
普段そんなにお酒は飲まないんだけど、景色や雰囲気の良さ、場の空気感、色々な要素が合わさって思わずたくさん飲んでしまった。日本酒で火照った顔に夜風が気持ち良い。夕方から夜まで、たっぷりイベントを楽しめた。
ふと、思ったこと
日本酒好きになっちゃう
お酒自体はたまに飲むけれど日本酒はからっきし。でもこの太秦江戸酒場に来て意識が変わった。なんとなく敷居が高い気がして敬遠していた日本酒は思ったよりも美味しくて、旅行の時には各地の地酒を飲みたくなってしまうかもしれない。
日本酒と一口で言っても、甘口や辛口、飲みやすいもの、飲みにくいもの、フルーティーだったりがっつりアルコールだったり。色々あるんだなぁと思った。こう思えるのも飲み比べし放題のおかげ。個人的に美味しいと感じた日本酒は4回も5回もおかわりしちゃった。
没入感がすごくてRPGみたい
江戸の町に江戸の人々。アクターの方々は江戸の住人をしっかりと演じきっていて、声を掛けるとちゃんとなりきってくれる。没入感が高すぎてめちゃくちゃ楽しい。
お酒が回ってくると細かいことがより気にならなくなるから完全に没入できる。RPGの世界に飛び込んだみたい。
楽しみ方がいっぱい
お酒を飲む。もちろんそれがメインのイベント。でも楽しみ方はそれだけじゃない。お酒に合わせた食事を楽しむもあり。町並みを眺めて楽しむもよし。散歩するだけでも楽しいし、お花見もできるし、演劇を観たりイベントに参加もできる。各々が楽しみを見つけて楽しむことができるお祭りイベントだった。
そっと置いとく、豆知識
ちょっと高いし日本酒は別料金!
入場料7,000円、これが高い。普段の太秦映画村の入場料が3,000円ぐらいだから、特別イベントだとしてもまあまあ高い気がする。その分入場者のマナーは良いけど。それと日本酒飲み放題は別料金で1人3,000円。これはやむなし。日本酒飲み放題だしお猪口貰えるし。
食事は金券制で600円×5枚の3,000円綴りでの販売で、余った分は現金に戻してくれたから最初に買っておくと良いかも。
入場制限あり
2日開催で入場者数は各日700人とのこと。混雑しすぎて風情も何もないみたいなことにはならないように配慮されているみたい。これが正解すぎる。混雑した中だとこの良い雰囲気は味わえない。
毎年開催予定
太秦江戸差酒場は毎年開催予定だって。今回は2024年版。2025年も開催する予定ってスタッフの人が言ってた。毎年参加するのもありかもしれない。それぐらい良いイベントだった。
旅の余韻でしめくくり
「太秦江戸酒場」はとても楽しいイベント。お酒を楽しみながら江戸の町を歩き回るというある意味シンプルなイベントだけど、お酒好きにはたまらないイベントであることに間違いないし、ちょっとRPG感ある。お酒をあまり嗜まない人間でもこんなに楽しめたのだから、お酒好きの人ならこんなにも良い雰囲気の中、お金を気にすることなく日本酒を飲み歩けるなんて最高のイベントでは?
春の少し肌寒い気温の中、日本酒を飲んで歩きまわると体がぽかぽかと暖まってきて、ぽかぽかふわふわしながら夜桜や賑やかな江戸の町を眺めてまたお酒を嗜む。最高すぎた。
ちなみに「日本酒飲めない!」という方もOK。場内ではビールやソフトドリンクの販売も行われていて、お酒が苦手な人もイベントの雰囲気目当てに参加できるみたい。このイベント、毎年開催されているようだから、機会があればぜひ次も参加したいな。


